JRE は、Java の実行環境です。これをコンピュータにインストールすると、Java で作成されたプログラムを動作させることができるようになります。いくつかのバージョンがありますが、ここではバージョン 6 をダウンロードする手順を (勝手に取得したスクリーンショットを利用して) 説明します。なお、説明に使用している画像では JRE 6 Update 13 となっていますが、この Update 13 の部分は細かい修正がある度に繰り上がっていきます。新しい版をダウンロードしておけば問題ありません。また、Sun のサイトはわりとコロコロ変わりますので、もしかするとあなたがご覧になっている画面とは違う感じになっているかもしれませんが、だいたいの手順は同じ感じだと思います。たぶん。
「バージョン 5 の方がよいよ」という方は、自力でダウンロード画面にたどりついてください。
Sun Micro Systems 社の JRE ダウンロードページ を開きます。
Java SE Runtime Environment(JRE) のところにある [ ダウンロード ] ボタンを押下します (矢印のところ)。
ちなみに、矢印の右側のところに「英語版をダウンロード」と書いてありますが、ここで日本語版をダウンロードするつもりであっても結局 英語のダウンロードページ へ飛ばされます。
プラットフォーム (使っている OS の種類) を選択の上、"I agree to the Java SE Runtime Environment 6 with JavaFX License Agreement" (Java SE Runtime Environment と JavaFX のライセンス同意条項に同意します) の左をチェックして [ Continue ] ボタンを押下します。同意条項の内容? 知りません。
プラットフォーム (Platform) は、下記の 9 種類から選択できます。OS と CPU の種類の組み合わせですね。
どれを選べば良いのかよく分からない方は、だいたい Windows で問題ないと思います。Itanium は、Intel 社のマニアックな CPU です...。x64 は、64 bit 動作の CPU みたいです (参考 → AMD64, Intel 64)。でも x86 は 86 bit ではありません。
矢印で指示している exe ファイルが、JRE のインストーラです。これをクリックしてディスクに保存してください。チェックボックスがありますが、チェックの必要はありません。
ダウンロードしたファイル jre-6u13-windows-i586-p.exe を実行すると、インストーラが起動されます。ぽちぽちとボタンを押して、なんとなくインストールしてください。特に悩むところはありませんのでくどくど説明しませんが、最初の画面で インストール先フォルダの変更 のところをチェックしておかないと、問答無用で "C:\Program Files\Java\jre6" にインストールされます。C ドライブが嫌いな人は注意です。
通常、JRE をインストールすると、実行可能な JAR ファイル (拡張子が jar のファイル) にはコーヒーカップのアイコンが表示され、マウスのダブルクリックや Enter キーの押下でアプリケーションを実行できるようになります。しかし、Lhaplus などの気の利いた圧縮解凍ツールを導入していると、解凍されてしまう場合があります。実は、JAR ファイルの正体は ZIP ファイルなのです。
この場合、JAR ファイルに対するアプリケーションの関連付けを「圧縮解凍ツール」から「Java」に変更してあげると快適になります。Windows XP の場合の変更手順を掲載しますので、参考にしてください (Vista の場合もだいたい同じです)。
JAR ファイルを選択してマウス右クリックします。
ポップアップメニューの最下部にある [ プロパティ ] を選択します。
プロパティ画面が表示されます。[ 変更 ] ボタンを押下します。
「ファイルを開くプログラムの選択」画面にて、Java(TM) Platform SE binary を選択します。
[ OK ] ボタンを押下して、「ファイルを開くプログラムの選択」画面を閉じます。
[ OK ] ボタンを押下して、プロパティ画面を閉じます。